
家賃が安いけど会社から遠い場所か、家賃が高くても会社に近い場所、どちらを選ぶべきだろう?

肉体的・精神的負担が軽減されますし、自由時間も確保しやすくなるというメリットがあります
こんにちは、マーブルです
今回は『通勤時間を短くして得られる2つのメリット』について書いていきます
この記事を書いている私は、都内の小さな会社のシステムエンジニアです
社会人になってから、ドアtoドアで15分~20分程のところで一人暮らしを3年以上しています
また、入社してから半年間の間は実家からドアtoドアで70分程、電車を利用して通勤していました
ドアtoドアとは?
家から会社までの通勤時間
実際に、通勤時間が長い⇒短いと変化した結果、短くなって本当によかったと感じています
この記事では、短くしてよかったと感じられた2つのメリット、通勤に関してぜひともオススメしたい具体案について、私の実体験を交えてご紹介します
通勤時間を短くして得られる2つのメリット
通勤時間を短くして得られる2つのメリットは『肉体的・精神的負担の低減』『自由時間の確保』です
- 肉体的・精神的負担の低減
- 自由時間の確保
肉体的・精神的負担の低減
まず、ひとつめのメリットは『肉体的・精神的負担の低減』です
上記が低減されることで、仕事の効率向上や体調管理につながっていきます
肉体的負担の低減
長時間の移動、特に混雑時の電車移動は体力をおおきく消耗します
私の場合、実家から通っていた時は電車に片道50~60分ほど乗っており、若干の疲労感をもって始業する、という感覚がありました
こういった疲労感というものは、移動時間を短縮することによって、大きく低減されました
精神的負担の低減
精神的な面でいうと、『長時間移動』と『短時間移動』との相対的な効果として、「移動中」というストレスが軽くなります
私の場合、定時18時ジャストに会社を出たとしても、どんなに乗り継ぎがうまくいったとしても家に到着するのは19時台でした
この時の私は、「移動時間がもう少し短ければ、もっと早い時間帯に家に着けるのに」という悩みに近い気持ちが常にありました
これが、18時台に帰ることができるようになった今、上記のような悩みを考えることはなくなりました
このように、長時間移動のときと比べると、短時間移動でのストレスは少なくなる、ということがイメージして頂けると思います
自由時間の確保
2つめのメリットは『自由時間の確保』です
これは言葉どおりで、移動時間に費やしていた時間を浮かせて自由時間を捻出できる、ということです
自由時間を捻出すると、その分、生活サイクルを整える時間に充てることができるようになります
これが結果として、仕事の効率向上や体調管理につながっていく、ということがイメージして頂きやすいと思います
意見:移動時間中でもできることはある
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移動時間、たとえ満員電車の中でも 本を読んだり動画を見たりできることはある そこまでして自由時間を捻出する必要はあるのか |
ここまで見てくださった方の中には、
「移動時間でもできることはあるし、そこまでして自由時間を確保する必要性はあるのか」
という疑問を持たれた方もいらっしゃると思います
たしかに移動中でも、本を読んだり動画を見たり、娯楽や情報収集といった行動をすることはできると思います
ただ、「捻出した自由時間」と「移動時間」を比較すると以下2つの点で『捻出した自由時間』に優位性があると考えられます
『捻出した自由時間』の優位性
- 行動の選択肢
- 周囲環境と行動内容の質
行動の選択肢
まず優位性のひとつとして、「行動の選択肢」が挙げられます
どういうことかというと、移動中にできることというのは限られてしまう、ということです
例えば先ほど挙げた、本を読む、動画を観るといった移動中にもできること、これは家ですることができます
ですが、掃除や洗濯・料理といった家事のようなものは、家でしかすることができません
このように、移動中にできることは基本的に家でもできますが、移動中ではできない、家でしかできないことがある、ということです
移動時間を短くすることで、結果として行動範囲を広げることができるようになります
周囲環境と行動内容の質
ふたつめの優位性として、「周囲環境と行動内容の質」が挙げられます
どういうことかというと、自身の適した環境に身をおいて行動できる、ということです
これはイメージしていただくとわかりやすいと思います
今見てくださっている方が、1時間ほど資格勉強をしよう、と考えたとします
このとき、以下3つから選べるとしたらどれを選択しますでしょうか
- A:家
- B:図書館
- C:電車
おそらくA・Bを選択する人はいても、わざわざCを選ぶ人はいないのではないでしょうか
これは、
「喧騒のない環境の方がはかどる」
「人との距離が近いと気が散ってしまう」
といったように、環境によって学習効率が違うということがわかっているからこそ、Cを回避したと推察されます
今回の例は若干極端でしたが、私がお伝えしたいことは、自由時間を捻出することで、自身の行動に適した環境を選択することができるようになる、ということです
これが結果として、行動内容の質が向上する、ということがご理解いただけると思います
通勤時間に関する具体施策
ここからは、実際に通勤時間に関してどのような行動をとればよいのか、という具体的な施策を2つご紹介します
1.会社の近くに住む
まずひとつが、「会社の近くに住む」ことです
これが実現できれば、通勤時間に関する悩みの大半は解決できると思います
参考までに私の場合ですと、会社の最寄りのひとつ隣の駅、徒歩30分圏内で非常に満足できています
意見:会社付近の家賃は高すぎる
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会社付近の家賃は正直高い… わざわざ高い家賃を払うのはムダじゃないか? |
この案のネックは、家賃の高さだと思います
大抵の会社は都心や栄えた地域に事業所をかまえていることもあり、その周辺の平均家賃は高い傾向にあると思います
たしかに、私自身も正直なところ家賃が高いと感じてはいます
ですが、先ほど述べた2つのメリットをお金で得ることができると考えると、十分にコスパがいい選択であると思います
なぜコスパがいいと感じているのかを、2つのパターンを例に比較してもう少し解説します
- Aパターン:会社まで50分、家賃6万円/月
- Bパターン:会社まで20分、家賃9万円/月
Aパターンは私の実家周辺の家賃相場、Bパターンは現在の私の状況を例にしています
両者を比較すると、Bパターンの方はAパターンに比べて家賃が3万円高いですが、移動時間は往復分1時間ほど短くなります
このBパターンを選択したときの1日あたりのパフォーマンスは、以下計算式から求めることができます
1日あたりの費用 = 家賃 / 30 (日)
つまりこの場合、1日1,000円の出費で1時間分の時間を確保できることがわかります
上記に加え、肉体的・精神的負担を大きく低減できることを考えると、1日1,000円の出費はむしろ安いと思います
以上が、コスパがいいと判断した理由です
2.家の出発時間を早める
ただ、家庭の事情等で、通勤時間を減らすことが現実的に難しいという方がいらっしゃることも十分想定されます
そういった方にはもう一つだけ、施策として『家の出発時間を早める』ことをオススメします
具体的な方法としては、朝7時に会社の最寄駅に到着、カフェで1時間半程度の時間を確保する、といったものです
これは、私が実家から通勤していた半年間、実際に行っていたものです
案1との比較
案1に比べると、朝限定となってしまうので若干効果が小さくなってしまいます
ですが、移動の負担低減と自由時間の確保という2つのメリットを確実に得ることができます
移動面→混雑ピークの回避
案1と違い移動時間に変化はありませんが、移動時の混雑ピークを避けることが可能です
例えば電車通勤の場合、ピークの時間帯を避けられれば座ることはできないまでも人との間隔は余裕がある状態で移動することが可能になります
これをするだけでも、移動時のストレスが多少なりとも軽減されます
時間面→確保可能
これを行うことで、確実に自由時間を確保することができます
案1に比較すると、朝の時間帯・カフェでできること、と選択肢は狭まってしまいますが、それでも移動中よりもできることは確実に増えます
私の場合、カフェでノートPCを広げてプログラミング・動画編集学習をしていました
これが結果として会社業務に関するスキルも向上しましたし、現在のように動画作成をすることもできるようになりました
コスト面→安価
費用面でいうと、 出勤日 × コーヒー1杯分 で実現できるので、取り掛かりやすいという特徴もあります
例えば月の出勤日数が20日、コーヒー1杯300円とすると、月の出費は6,000円で済みます
案1の30,000円と比較するとかなり費用を抑えられることがお分かりいただけると思います
まとめ
以下、今回書いたメリットについてまとめます
通勤時間を短くして得られる2つのメリット
- 肉体的・精神的負担の低減
- 自由時間の確保
- 策1.会社の近くに住む
- 策2.家の出発時間を早める